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【易経】「毎日音読」まとめ(その1)周易(上)

公開日: : 易経

周易(上)tweetまとめ

2月に始めた『易経』の音読ですが,Twitterでつぶやいてそのままではもったいない。
自分がそのときどこに反応してどう書いたのかを残しておくことで,後からまた色々感じることができるかもしれない…
ということで,ほとんどは自分のためにですが,tweetをまとめました。

これまで周易の六十四卦を一通り,繋辞伝を一通り読んで,今はまた六十四卦の音読に戻っていますが,今回のまとめは一周目の分です。
最初の数日はスタイルが定まっていないので,乾為天のtweetもないし,解釈の解説等もありません。
徐々に,音読した卦とその中で気になった一節,それの解釈というスタイルに定まっています。

【周易音読】(上巻)坤為地から離為火まで(2月19日から3月19日)

※基本的にtweetしたときの原文ママです。ただし,ハッシュタグは除きました。

【易経音読】朝からバタバタして,仕事の前に音読する…という習慣化の試みの順序が崩れましたが「坤為地」の音読終了。今日の一言「積善の家に余慶あり」。

【易経音読】水雷屯(すいらいちゅん)天地ありて然る後に万物生ず。天地の間に盈(み)つる者はただ万物なり。故にこれを受くるに屯(ちゅん)をもってす。屯とは盈つるなり(周易序卦伝)

【易経音読】山水蒙。初筮には告ぐ。再三すれば穢る。穢るれば告げず(周易)。

【易経音読】水天需。大川を渉るに利ろしとは,往きて功あるなり。(彖伝)昨日,つい飲み過ぎてしまい,午前中は二日酔い…午後からは出かけていたので,易経音読もギリギリセーフなこんな時間に。

【易経音読】天水訟。象に曰く,天と水と違い行くは訟なり(象伝)。上に天,下に水だと位置関係はあっているように見えますが,天はさらに上に向かい,水は下に向かうというところで,双方に交わることがありません。向かう方向が違えば,争いが起こります。

【易経音読】地水師。師は出づるに律をもってす(周易)。「律」は「軍律」ではあるが,「規律」全般で捉えればいいだろう。物事の初めからきちんと規律正しく行動し,事業遂行の終始において規律を大事にする。混乱を招かないように「きちんとする」のが基本だと教えてくれている。

【易経音読】水地比。彖に曰く,比は吉なり。比は輔(たす)くるなり。下順従なり。(彖伝)「比」は,人々が互いに比(した)しみ輔(たす)けあうことを意味する卦。陽が1つしかないが,この一陽が正しい位置にあって,他の陰が従っていることから,吉なりとなる。

【易経音読】風天小畜。比(した)しめば必ず蓄うるところあり。故にこれを受くるに小畜をもってす(序卦伝)。昨日の「比」は一陽。今日の小畜は逆に一陰が五陽を引き連れています。力が弱いものが引っ張っているので,拘束力が弱く,少し蓄える=小畜となる。

【易経音読】天澤履(てんたくり)。虎の尾を履(ふ)むも人を咥(くら)わず。亨る(周易)。「虎の尾」は危険なことのたとえ。たとえ虎の尾を踏むような行い(危険を冒す)をしても,礼を尊び,力あるものに頭を下げ,謙虚に物事を学ぶ姿勢を貫けば,物事は成就すると教えてくれている。

【易経音読】地天泰(ちてんたい)。天地交わりて万物通ずるなり(彖伝)。易に触れて最初にすごく衝撃を受けた卦。上に地,下に天で「逆」なので良くないかと思ったら,地(陰)は下降し,天(陽)は上昇するので,気が交わり,和して,志が同じくなるので亨るという。易の醍醐味を感じた卦。

【易経音読】天地否。天地交わらざるして万物通ぜざるなり(彖伝)。「地天泰」の上下が逆になったもの。天(陽)と地(陰)が交わらないので「君子の貞によろしからず」となる。しかし「君子もって徳を倹にし難を避く(才徳を秘めて控えめに行動し,外からの難を避ける)」と対処法を教えてくれる。

【易経音読】天火同人。物を以って否(ふさ)ぐるに終わるべからず。故に之を受くるに同人をもってす(序卦伝)今日は自分のセミナーのプレということで、仲間に一通り聞いてもらう。同士の助けで自分があることを感じる日に、順番とはいえ、天火同人の卦を読むことになることに、何かを感じます。

【易経音読】火天大有(かてんたいゆう)。その徳剛健にして文明,天に応じて時に行う。ここをもって元いに亨るなり(彖伝)。火(離)は文明を象徴し,天(乾)は剛健。剛健にして文明で,乾に応じて,時に適って行動するので大いに亨るという。この卦も興味深い。

【易経音読】地山謙(ちさんけん)彖に曰く,地中に山あるは謙なり(彖伝)。高い山が「自分は高くない」とへりくだって地の下に入る。卑(ひく)い態度の中に高い徳を隠す態度を尊いものとして教えてくれる。セミナー講師として,常に謙(へりくだ)る気持ちで,準備に取り組もう…と思った今日の卦。

【易経音読】雷地豫(らいちよ)。彖に曰く,豫は剛応ぜられて志行わる。順もって動くは豫なり。豫は順もって動く,故に天地もかくのごとし(彖伝)。「地=坤」は「順(したが)う」。「雷=震」は「動く」。道理に従って動くのが「豫」。天地の道理,時宜に適って宜しきを得よ,と言う。

【易経音読】澤雷随(たくらいずい)君子もって晦(ひのくれ)に嚮(むか)えば入りて宴息(えんそく)す(象伝)。沢の中に雷が伏して,時に随うのがこの卦の象。君子も昼は働き,夜になれば家に帰って休息する。自然の時の流れにしたがうことの大切さを教えてくれる卦です。

【易経音読】山風蠱(さんぷうこ)彖に曰く,蠱は剛上りて柔下る。巽(したが)いて止まるは蠱なり(彖伝)。「天地否」の卦と同じく,陰陽が交わらない卦で,事が壊乱する象。壊乱するのだが,それは新しい事の始まりでもある。それゆえ「蠱は,元いに亨る。大川を渉るに利ろし」となる。

【易経音読】地澤臨(ちたくりん)。初九。咸じて臨む。貞にして吉なり。この「臨」の爻辞は「咸臨」「甘臨」「至臨」「知臨」「敦臨」となってい。特に初九,九二の「咸臨」は,幕末の「咸臨丸」の名前の由来になっています。

【易経音読】風地観(ふうちかん)。先王もって方を省み,民を観て教えを説く(象伝)古代の聖王は,四方を巡行し,その土地土地の民の風俗(生活ぶり)を観察し,それを元に法整備をした。リーダーたるものが取るべき姿勢を教えてくれている。民を観察する事無くしては法の整備は無いのである。

【易経音読】火雷噬嗑(からいぜいこう)。彖に曰く,頤中(いちゅう)に物あるを,噬嗑と云う(彖伝)「噬嗑」は「物を噬(か)み嗑(あ)わす」という意味で,初爻と上爻の間に1本だけ陽があるところから,頤(おとがい=口)の中に物を入れて噛んでいる様子を表す。易のイメージ力に驚いた卦。

【易経音読】山火賁(さんかひ)文明にして止まるは人文なり(彖伝)「賁」の卦は剛柔が交錯しており「天文」だと言います。そして,火(文明)が山で止まるのは人文。ここから,天文を観察して時の変化を察し,人文を観察して天下の人々をどう育成すべきかを考えよ,と言う。

【易経音読】山地剥(さんちはく)彖に曰く,剥は剥ぐなり。柔,剛を変ずるなり(彖伝)山地剥の卦は,陰が徐々に伸びて,ついに一陽を残すだけになったもの。十二消息卦では,次は坤為地(全て陰)になる。小人が勢いを増しているので,往くところ利しからず,となる。

【易経音読】地雷復(ちらいふく)その道を反復し,七日にして来復す(易経)。昨日の「山地剥」は陰が極まる一歩手前。「復」は陰が極まった後,一陽が卦初に来て復するという卦。暦では冬至に当たり,ここから少しずつ陽気が成長していく。ただしまだまだ弱いところはよくよく自覚する必要がある。

【易経音読】天雷无妄(てんらいむぼう)无妄は元いに亨り貞しきに利ろし(易経)。无妄は,自然の流れのままに,天道に沿っていくことの大切さを教えてくれる卦。じたばたするなという。人間はついついじたばたしてしまう。無作為,自然体でいればよろしい。

【易経音読】山天大畜(さんてんたいちく)彖に曰く、大畜は、篤実剛健にして輝光あり(彖伝)障害があろうとも、日々精進し、うちに力を蓄えていれば、必ずその徳がいずれ外に光として漏れていく…と説く。何事があってもたゆまぬ努力を積み重ねることの肝要さを教えてくれている。

【易経音読】山雷頤(さんらいい)君子もって言語を慎み,飲食を節す(象伝)頤(い)は顎。上あご(山)は動かず,下あご(雷)が動くという観察,上下の陽が残りの4つの陰を挟む形とあわせて美しい卦。「養う」という意味で身体を養うには良いものを摂り,徳を養うには正しい道を辿れと言う。

【易経音読】澤風大過(たくふうたいか)棟(むなぎ)撓(たわ)むとは,本末弱きなり。剛過ぎたれども中,巽いて説び行く(彖伝)「頤」の卦と陰陽が逆転して,上下の二つの陰が四つの陽を挟む。陰には荷が重いことで撓むのだが,中正を得ていて,巽(風)って説ぶ(兌)。だから亨という。

【易経音読】坎為水(かんいすい)習坎は孚あり。維れ心、亨る(易経)一陽が二つの陰に挟まれた坎の卦は水を表す。危機に陥る象で、これが二つ重なっているのでこれ以上にない危機を表す。凶の極み…のはずだが、真ん中の陽。この真心をどこまでも貫き通せば、必ず亨る、という。孚の大切さである。

【易経音読】離為火(りいか)彖に曰く,離は麗なり。日月は天に麗き,百穀草木は土に麗く(彖伝)「離」は「火」で,「離れる」「着く」の2つの意味を持つ。日月は天にあって,植物は大地に生える。あるべきところ,正しいところに立脚することが大事だと教えている。

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