【本】リサ・ランドール 異次元は存在する
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本
NHK「未来の提言」から
2007年5月発売ですが,おそらく放送自体は2005年ではないかと思います。
日本語教師としてスタートを切った頃のことですが,滋賀県・唐崎にある研修施設での日本語研修で泊り込みをしていて,その施設で番組を見た記憶があります。
最初は,リサ・ランドール博士がとっても美人なのにびっくりして(おいおい),その後,そこで語られる宇宙像というか,5次元空間の話にワクワクして引き込まれていきました。
まだその頃は『ワープする宇宙―5次元時空の謎を解く』は翻訳されておらず,原書『Warped Passages』を買おうかと思ったぐらいでした。
たまたまジュンク堂で本を見ることができて,ちらっと読んで「これ,本当に素人向け???」と思ってあきらめたのでした。
インタビューをまとめたコンパクト版
先日,地元の図書館でそのNHK「未来の提言」をまとめた『リサ・ランドール―異次元は存在する (NHK未来への提言)』を発見。
借りてきました。
その番組でもそうだったのですが,コンパクトにとっかかりの部分をわかりやすく解説してくれています。
どういうことを考えようとしているのか。どんな理論なのか・・・ということは感じることができます。
実際に,そのリサ博士の考えている理論そのものは,『ワープする宇宙』を読むべきでしょうが,とりあえず「ほー,そういう理論があるのかあ」と知るのにはちょうどいいのではと思います。
『ワープする宇宙』に再挑戦?!
実を言えば,1年半ほど前,AmazonのKindleストアで『ワープする宇宙』が半額ぐらいで出ていたので,購入しております。
が!
やっぱり「本当に素人向け?」という感じで,うかっとしているとあっという間に何の話か分からなくなる程度に難しい本ではあります。
ある程度腰をすえて読まないと,理解するのはやはり難しい話だと,私は思います。
ただ,久々に概要を知ることもできたので,また読んでみようかな・・という気にはさせてもらいました。
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