*

【易経MM】易経・八卦のイメージ

公開日: : マインドマップ, 易経

i-ching8ke

易経とマインドマップは相性がいい…というのはずっと以前から考えていました。

マインドマップではイメージを重視します。
易経も実は同じです。
易は,太極から陰と陽が生まれます。
その陰と陽が3つ重なったものを「卦(か)」と呼びます。
こういうのです。
Ken Kon Kan Ri_
直線1本が「陽」で,分かれているのが「陰」です。
陰と陽の2種類を3本組み合わせると…2の3乗で8種類できます。
これが「八卦(はっか)」です。良く「当たるも八卦,当たらぬも八卦」の「八卦」です(一般には「はっけ」と言いますが,易では本来「はっか」と読みます)

で,この卦の形からイメージを膨らませて意味を持たせています。
例えば…上に挙げた4つの卦のうち,一番右の「Ri_」ですが,これは「離」という卦で「火」を表します。
ロウソクの火に割り箸をさしてみると,炎の中心よりも周辺の方が高温なのが分かります。真ん中は実は温度が低い。「Ri_」も,真ん中の陰を2本の陽が挟んでいます。真ん中が暗くて,周りが明るい…「火」を表しているのです。

易では陰と陽を重ね合わせて基本の八卦が出来,それをさらに重ね合わせて六十四の卦が生まれるのですが,その基本において,イメージがしっかりとある。

その巧妙さは実に素晴らしいものがあります。

それが私が易に魅せられている理由でもあります。
世界の捉え方が,何と言うか心地いいのです。

その心地よさを何とか多くの人に伝えることができないか?

とずっと考えていました。

その手始めに,「イメージ」というキーワードで相性がいいマインドマップを使って,易の世界を捉え直すことができないか…ということで,基本となる八卦についてまとめてみました。

まだまだホンの触りしか表せていないのですが,これからさらに追求してみたいテーマです。

関連記事

【易経】音読の素材

2月に竹村亞希子先生の易経講座を受講して以来,毎日少しずつ『易経』の本文,そして「繋辞伝」を音読して

記事を読む

no image

iMindMapアプリでセミナーメモ

マインドマップでセミナーメモ セミナー,講演会などに参加した時に,その講義録にマインドマップを使う

記事を読む

【易経】『リーダーの易経』

龍の物語で読み解く『易経』の入門書 待ちに待った新刊 易経研究家の竹村亞希子先生の最新刊が出まし

記事を読む

【イベント】本格始動 奈良・ビッグマインドマップ

未来に向けて 発信せよ! マインドマップ公認インストラクターになって,これだけはやってみたい!と思

記事を読む

no image

【本】『魂の経営』

本の「発掘」 先日の3連休,溜まりに溜まった部屋の中の「あれこれ」を大処分。 もう不要になった日

記事を読む

【易経】「毎日音読」まとめ(その1)周易(上)

周易(上)tweetまとめ 2月に始めた『易経』の音読ですが,Twitterでつぶやいてそのままで

記事を読む

【マインドマップ】体験講座 『易経』超入門

マインドマップを体験してみよう 「マインドマップ」という言葉は聞いたことがあるけど,どう役に立つの

記事を読む

【易経講座】「坤為地」「水雷屯」

昨日(5/19)は,盛和塾北大阪支部自主例会主催の「易経講座」にオブザーバー参加してきました。

記事を読む

【文房具】ステッドラー・ノリスクラブ12色

マインドマップと色鉛筆 マインドマップを描くときに欠かせないのが,カラーペンと色鉛筆です。

記事を読む

【毎日易経】『序卦伝』音読

『易経』音読Tweetまとめ 『序卦伝』編 『易経』の十翼の一つ『序卦伝』。 六十四の卦の順序が

記事を読む

no image
iMindMapアプリでセミナーメモ

マインドマップでセミナーメモ セミナー,講演会などに参加した時に,そ

【本】『東京ラブストーリー After 25 years』

思いがけない単行本化 昨年1月下旬発売の『週刊ビッグコミックスピリッ

no image
【本】『小暮写眞館』

ブログ再開 気がつけば半年近くもブログを更新していませんでした。

【本】『考える鉛筆』

やっぱり鉛筆が好き 文房具好きにも色々なタイプがあって,なんでも好き

【日常】あれこれお買い物

気楽なエントリー 久しぶりのブログです。 毎日メルマガで発信し

→もっと見る

PAGE TOP ↑