【本】『デジタルマインドマップ超入門』
TLI(ThinkBuzan公認インストラクター)仲間で,最もiMindMapに造詣の深い金子さんが書かれたiMindMapの入門書がいよいよ発売間近になりました。
先月末にも一度,ご紹介をしました。
【マインドマップ】デジタルマインドマップの入門書
今朝,金子さんから献本いただきましたので,発売前に早速拝読しました。
これは今の時代に最も必要とされる本になるかもしれません。
「マインドマップ」というのがどういうものかは分からないけど,スマホやタブレットにはマインドマップアプリが入っている…という方も多くなってきていると思います。
色々なアプリがあり,それぞれに長短があるでしょうが,そもそも,マインドマップそのものについてよくわからないまま使っていると,真価が引き出せません。
(どんなに良いワープロソフトを使っても,文章を書くことの本質を教えてくれるわけではない,というのと同じです)
この本では,マインドマップそのものの本質も織り込みながら,かつデジタルならではの利点がどんどん示されています。
私も「なるほど!」と思うことがいくつもありました。
あまり書くと「ネタバレ」になりますので,ひとつだけご紹介します。
たとえば,To Doリストをマインドマップで書くとします。
毎日のことだからテンプレートを作ります。
これは多分ちょっと操作に慣れた人ならやっていることも多いでしょう。
To Doリストですから,毎日新しいのが生まれます。
金子さんは,1日の終わりに,「古い」To Doマインドマップは画像にしてしまって写真として整理するといいとおっしゃいます。
なるほど!
タブレットでの写真の保存,ブラウジングは素早くできます。
iMindMapの使い勝手だけでなく,タブレットそのものの特徴をうまく活用してのTipsに「さすがだなぁ」と唸らされました。
巻末には購入者特典もあります。
私は主にパソコン版のiMindMap7を使っていますが,もっとタブレット版も使いこなしていこう,という気持ちになりました。
金子さんは,とても優しい,気配りにあふれた方なのですが,本もそのまま。
どうしたら分かりやすくなるか,どうしたら楽しく使ってもらえるか,というサービス精神が一杯詰まった本になっています。
これはおススメです。
関連記事
-
-
【本】『重力とは何か』
アインシュタインの予想から100年後の快挙 先日(2016年2月11日),アメリカを中心とした国際
-
-
【易経MM】易経・八卦のイメージ
易経とマインドマップは相性がいい…というのはずっと以前から考えていました。 マインドマ
-
-
【本】『とっぴんぱらりの風太郎』
『とっぴんぱらりの風太郎』(万城目学著/文藝春秋) 「とっぴんぱらりのぷう」と言われても普通は
-
-
【本】日経サイエンス9月号(2014年) 特集『記憶』
あなたは3年前の今日,何をしていたか覚えていますか? 今月の日経サイエンス2014年09月号の特集
-
-
【マインドマップ】ステッドラー トリプラスファインライナー36色
人気上位のカラーペン トリプラスファインライナー 先日は,三菱のピュアカラー36色をご紹介したとこ
-
-
【ラジオ】なんとラジオ出演することに!
なんとラジオ番組に出演! 10月12日に奈良にて「平成ルネッサンス ビッグマインドマップ」というイ
-
-
【本】『デジタルマインドマップ超入門』店頭ディスプレイ
TLI(ThinkBuzan公認インストラクター)仲間の金子さんが書かれた『デジタルマインドマップ超
-
-
【本】【雑感】芥川賞
芥川賞受賞作品『火花』の増刷 ラジオを聴いていると,芥川賞を受賞した『火花』(又吉直樹著)がさらに
-
-
【本】『小暮写眞館』
ブログ再開 気がつけば半年近くもブログを更新していませんでした。 (最後の更新が昨年6月末)
- PREV
- 【易経】音読の素材
- NEXT
- 【易経講座】「坤為地」「水雷屯」