おとなの塗り絵の楽しみ
噂には聞いていたけれども…
「大人の塗り絵」というフレーズを耳にするようになったのは,何年ぐらい前からでしょうか。
前から気にはなっていて,本屋で何度か手に取ったこともあったのですが,ついぞ実際に試すことはありませんでした。
それが先日,文房具店で開催されていたステッドラーのお試しイベントの会場で,おとなの塗り絵初体験をしてしまいました。
丁寧に時間をかけて楽しむもの
スタッフの方が色々話をしてくださってわかったのが,1枚を仕上げるのは一気にやることじゃないということ。
毎日5分とか10分とか短い時間,コツコツやって,何日もかけてゆっくり仕上げればいいもの…だそうです。
それは全然考えたことがありませんでした。
なるほど,毎日少しだけやるのか。気分転換をしたり,寝る前の心を落ち着けたい時間の過ごし方というのにいいかもしれない・・・そんな感じで思いました。
試してみたのは…こちらです
そのイベントで試し塗りさせてもらったのは,『ひみつの花園 花いっぱいのぬりえブック』でした。
実際の本の中の一枚のみ,80%縮小コピーなのですが,それでも十分に楽しめました。
使った色鉛筆は,ステッドラー 水彩色鉛筆 エルゴソフト24色です。
普段,マインドマップを描くのに使っているものです。
塗り絵をしながら,普段はほとんど試したことのない水彩のテクニック(水筆でなぞってみたり,筆で濡らした色鉛筆で彩色したり)も使ってみました。
これが・・・想像以上に楽しい!面白い!
毎日コツコツやっていたのですが,先日はちょっとまとまった時間ができたので,少し集中してやってみようかな・・・
気づいたら3時間経っていました。おかげで絵は完成したのですが,自分でも驚きました。
普通のおとなに比べたら,マインドマップを描いている分,普段からカラーペンや色鉛筆もたくさん使っている方だと思いますが,それでもこれだけ楽しめたのです。
普段,あまりこうした「色で遊ぶ」ということをされていない人にはもっと新鮮な楽しみになるのではないでしょうか。
これはかなりお勧めできる遊びです。
ゆっくり,焦らず,自分の好きなように好きな色を塗っていく。
無理をしない。合間にちょちょっと塗ってみる。
好きな色を塗っているとそれだけで気持ちも安らかになりますし,寝る前にはピッタリです。
1枚出来上がった時の達成感も大きいです。
カラーペンでも試してみました
イベントではもう1枚もらっていたので,そちらはカラーペンで試してみました。
上の写真の右側です。
こちらはステッドラーのトリプラス ファインライナー36色セットです。
このカラーペンもマインドマップに使っているものですが,細字でしかもキャップを外して放っておいても2日間は乾かないというのがとても使いやすいのです。描いていることに熱中していると,いちいちキャップしているのが面倒な時があるからです。
中でもこの36色セットは単体で買うよりも安くで全色を揃えることができるという,実にお買い得なセットです。
色鉛筆にしてもカラーペンにしても色があればあるほど楽しくなると思います。
もしこれまでおとなの塗り絵をためしたことがないという方がいらしたら,一度,お試しください。
1冊あれば・・・多分,1年以上は楽しめるはずです。
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