【本】こんなふうに教わりたかった!中学数学教室
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本
算数・数学のお勉強
2月からマインドマップセミナー講師のつながりから,RAKUTO神戸岡本校でのお仕事もしております。
子供達にマインドマップを伝えたい。
そういう思いはトニー・ブザンの思いでもあります。
だから,子供達と楽しくマインドマップを使いながら勉強するのは,非常にやりがいがあるものです。
もちろん教える内容についても色々と深めたり,高めたりすることも必要です。
そんなこんなであれこれ勉強している中で面白かったものはぼちぼちご紹介してみようと思います。
中学数学の復習
もともと算数・数学の「読み物」は好きだったのですが,あらためて「教える」という側から見直し始めると,色々気になるわけです。
ということで,社会人向けに書かれた「こんなふうに教わりたかった!中学数学教室 (SB新書)」を買ってみました。
中学レベルの数学について,
なんでここで平行線の補助線を引くの?
因数分解ってなんのためにするの?
というようなお話を交えて,数学の考え方が示されています。
読み通すのにそんなに時間はかかりません。出される例題・問題・チャレンジ問題とも,そんなに大層なレベルではありません。
「そういうことやったんかあ」と思うような話もあったので,読んでよかったとは思いますが,ただ「中学数学」かというとちょっと疑問。
後半に二次関数が出てきますが,中学レベルでは頂点は原点のものだけだったような気が・・・内容的に高校レベルの話も出てきているように思います(もし,今は中学で勉強するようになっているならすみません)。
オススメ度は5段階で3(だから「オススメ」カテゴリーには入れず)
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