【本】Newton別冊 数学の世界
公開日:
:
本
「0」がもしなかったら
「『0』の発見」は,数学の授業ではなくむしろ世界で出てくるトピックかもしれない。
でも,「なぜ『0』の発見は重要だったのか」ということは数学の話。
本来,そういうことを数学の時間に話をしてほしいなと思う。
例えば,「記号としての『0』」という面だけ見てみよう。
それまで位が上がるときに違う記号を使っていたのが,「0」が普通に使えるだけで何桁の数字でも表すことができるようになった。
そういうことも含めて,今の私たちがなにげなく見逃している数字や図形のいろんな性質など,あらためて古代からのトピックを絡めて読み物として提示される。
小学高学年から中学生ぐらいで読むと,数学が楽しくなるのではないだろうか?
私は「正五角形を定規とコンパスだけで作図する」方法などにチャレンジしていた子供の頃を思い出しました。
後半にはチャレンジもあります。
興味のあるものだけでも紙と鉛筆(と一部ハサミなども)を使って楽しんでみましょう。
関連記事
-
-
【本】『孫子・三十六計』
『ザ・プロフィット』の参考図書として「孫子」が出てくるので買ってみました。 『三国志演義』や『項羽
-
-
【本】『横浜をつくった男』
易聖・高島嘉右衛門 『易経』に興味を持って,少し勉強すれば,必ずこの名前を目にします。 易聖・高
-
-
【雑誌】ラジオマニア2014
自己ルール 『趣味関連の雑誌について』 できるだけ趣味に絡む雑誌は買わないようにしよう・・・と思っ
-
-
【本】『三国志』(吉川英治)
「無料」という名の誘惑 世の中に『三国志』ファンは多かろうと思いますが,その最初が「吉川三国志」だ
-
-
【本】『黄小娥の易入門』
易占入門の大ベストセラー 最初,昭和36年(1961年)に発売されて,大ベストセラーとなった本のリ
-
-
【本】『中学受験に失敗しない』
中学受験とはなんぞや? 私は中学受験はしていなくて,高校から京都の私立の進学校に通いました。
-
-
【本】『男の風格をつくる論語』
やっぱり『論語』 6月末にふと「論語普及会」の本部を訪ねました。 安岡正篤先生の『易学のしお
-
-
【本・漫画】『鉄子の育て方』
久々にピンときた漫画 私が漫画をよく読むようになったのは大学に入ってから。 そのあと漫画喫茶で『
-
-
【本】『世界の非ネイティブエリートがやっている英語勉強法』
『世界の非ネイティブエリートがやっている英語勉強法』 先日,大阪梅田の紀伊國屋書店に立ち寄ったとき
-
-
【易経】『易経講話』
『易経講話』(公田連太郎・明徳出版社) 昨日紹介した『易を読むために』でも紹介されてい
- PREV
- 【ご挨拶】良いお年を!
- NEXT
- 【天文】ラブジョイ彗星が見頃(C/2014Q2)