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【本】Newton別冊 数学の世界 

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「0」がもしなかったら

「『0』の発見」は,数学の授業ではなくむしろ世界で出てくるトピックかもしれない。

でも,「なぜ『0』の発見は重要だったのか」ということは数学の話。
本来,そういうことを数学の時間に話をしてほしいなと思う。

例えば,「記号としての『0』」という面だけ見てみよう。
それまで位が上がるときに違う記号を使っていたのが,「0」が普通に使えるだけで何桁の数字でも表すことができるようになった。

そういうことも含めて,今の私たちがなにげなく見逃している数字や図形のいろんな性質など,あらためて古代からのトピックを絡めて読み物として提示される。

小学高学年から中学生ぐらいで読むと,数学が楽しくなるのではないだろうか?
私は「正五角形を定規とコンパスだけで作図する」方法などにチャレンジしていた子供の頃を思い出しました。

後半にはチャレンジもあります。
興味のあるものだけでも紙と鉛筆(と一部ハサミなども)を使って楽しんでみましょう。

 

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