【映画】『インサイドヘッド』
頭の中では何が?
今日は久しぶりに映画館に足を運んで『インサイドヘッド』をみてきました。
「インサイドヘッド」は,つまり「頭の中」。
頭の中で,いろんな感情たちが動いて私たちの「気持ち」が形作られていく。
その「感情たちの冒険物語」を描いたのがこの映画です。
「ピクサー長編アニメーション20周年記念」と銘打った作品なのですが,一作目は・・・そう,『トイ・ストーリー』です。もう20年前なのかあ・・・
ピクサーの映画を映画館で見たのも20年ぶりということが分かりました(笑)
『トイ・ストーリー』以来なのです,本当に。
子供たちの教育に関わっていることもありますし,「感情」や「気持ち」など,大事なことがテーマになっているのでこれは見ておこう,と思った次第です。
登場人物たち
主人公は・・・あれ?女の子かな?それとも女の子の中の「感情たち」かな?
やはりここは「インサイドヘッド」なので,感情たちが主人公でしょう。
5つの感情が登場します。ヨロコビ,カナシミ,イカリ,ムカムカ,ビビリ。
ヨロコビは嬉しい感情を全面的に押し出して,いつもポジティブ。
対してカナシミは,ついついなんでも悪い方に考えて,周りをどよ〜んとさせてしまいます。
イカリは,カッカカッカ。感情がドーンと爆発することも。
ムカムカは,嫌なことは大嫌いなオシャレさん。
ビビリはいつも慎重です。安全第一!
そんな5つの感情が,少女ライリーの頭の中で一生懸命活動しています。
生まれたときから今日まで,できごとに「感情」の彩りを加えながら,大切な記憶を保管し,整理し,ライリーの人格,性格を形成してきているのです。
ストーリー
毎日両親の愛情に満たされ,笑顔いっぱいで成長したライリーですが,ある日,ミネソタからサンフランシスコへの引越しすることになります。
大切な友達。遊び慣れた場所。大好きなアイスホッケー。
そういうものから突然切り離されて,不安定になったライリーの心が,感情たちの活動にも大きな影響が・・・
ここから,ライリーの笑顔を取り戻すための大冒険が始まるのです。
大切なこと(ややネタバレ)
少しネタバレになりますので,ここから先は,映画の中身を先に知りたくない方は読まないでください。
私が受けとったメッセージは,一言で言えば,「素直であれ」ってことです。
大切なことは,その時の感情を素直に見つめること,受け止めることです。
悲しい時は悲しい。
それでいいのです。いつも笑顔でいられたら,そりゃそれほど嬉しいことはないかもしれません。
でも,人生にはいろんなことが起こる。笑顔だけで,ヨロコビだけでガンガン進むこともできない時がある。
そんな時はカナシミの出番。
ヨロコビだけではダメ。もちろんカナシミだけでも,イカリだけでもダメなわけで,いろんな感情に彩られていることを素直に受け止めて,それを表に出していくことがとても大切なんだということを感じました。
マインドマップにしてみました
さて,たまにはマインドマップインストラクターらしい記事にしよう・・・ということで,マインドマップにまとめたものをアップしてみます。
ぼーっと眺めてもらえたら嬉しいです。
また,こういう風に映画を見た感想をマインドマップにまとめるにあたっては,こちらの記事も参考にしていただけるでしょう。
アイアビリティーズ:マインドマップ活用例 【活用例】映画を見た記録
関連記事
-
-
おとなの塗り絵の楽しみ
噂には聞いていたけれども… 「大人の塗り絵」というフレーズを耳にするようになったのは,何年ぐらい前
-
-
【マインドマップ】デジタルマインドマップの入門書
ThinkBuzan公認マインドマップインストラクター仲間の金子さんが,iMindMapの入門書を出
-
-
舞台裏をお見せします
「マインドマップってどんなものなんですか?」と人に聞かれた時に,手元にノートがあれば内容的に見せても
-
-
【文房具】ステッドラー・ノリスクラブ12色
マインドマップと色鉛筆 マインドマップを描くときに欠かせないのが,カラーペンと色鉛筆です。
-
-
【本】『ジャグリングで始める驚異の能力開発』
以前に,ジャグリングが脳の活性化,能力開発にとても有効だということをブログに書きました。
-
-
マインドマップの活用に関する調査
マインドマップって,実際にどんなところに役に立つの?という疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないで
-
-
【映画】インセプション
huluで気晴らし ここ数日,アレルギー性と思しき咳と喉の痛みでやや低調気味。 今日の午後はとに
-
-
iMindMapアプリでセミナーメモ
マインドマップでセミナーメモ セミナー,講演会などに参加した時に,その講義録にマインドマップを使う
-
-
英語でマインドマップ 奈良ビッグマインドマップ
英語でマインドマップ もともとマインドマップが英国生まれということもあってか,マインドマップは英語
- PREV
- 【本】『高い城の男』
- NEXT
- 【本・漫画】『鉄子の育て方』