iMindMapアプリでセミナーメモ
マインドマップでセミナーメモ
セミナー,講演会などに参加した時に,その講義録にマインドマップを使うことはとても有効です。
セミナーなどはどんなに準備されていても,その会場の様子や聴衆の反応を見ながら,演者は話のふくらまし方を変えてきます。話す側が「臨機応変」でくるのですから,聞く方も「臨機応変」にメモを取りたいものですね。
マインドマップなら,話が飛んでも新しくブランチを伸ばせばいいだけのことですし,話が他の話題と関連したら,その時に,元のブランチに矢印一本で結びつけてしまえばいいだけです。
こんな簡単で便利なノート術はそうそうありません。
私はセミナーや講演会などに行く時には必ずノート,ペンを持参します。
突然,セミナーに参加することに
昨日は全くセミナーに行くことを想定していない外出でした。
映画を見て,書道展を見て,本屋巡りして…という予定なので,マインドマップのツールを全く持参していませんでした。
京都のジュンク堂・MARUZENに寄った時のこと。
地下2階のカフェで夕食に早矢仕ライスも良いな…と思っていたのですが,6時にクローズとのこと。
あれ?と思ってみると,「小倉ヒラク ✕ 安田登 ”論語と発酵から読み解くあわいの時代”」などと書いてある。
小倉ヒラク氏は,『醗酵文化人類学』という本を書かれたばかりで,本屋に行くたびにその黄色の装丁が非常に目を引くのには気になっていました。
安田登氏は,私は存じていなかったのですが,『論語』に関する本を書かれているということでした。
今回は発売前ですが,『あわいの時代の『論語』: ヒューマン2.0』という本を書かれたところで,その話が,今回は醗酵をキーワードにつながっていくという。
なんか気になるね・・・ということで大急ぎで夕食を摂って参加する事にしました。
マインドマップのアイテムがないぞ・・・
さて,参加することにしたものの,いつものようにカラーペンとノートがありません。
ちょっとしたメモが取れるように手帳は持ち歩いていますが,セミナーを記録できる大きさではありません。
最初は「今日はもういいか」と思っていたのですが,ふと,iPhoneにiMindMapのアプリがあることに気づきました。
そうだ,これで書いてみようか。
iPhone7 Plusなので画面はそこそこ広いのですが,それでも一部しか見えません。
でもそれはそれ。全体の整理は後回しで,とりあえずメモできればいいや。
ということで現場で記録したマインドマップはこんな感じでした。
多少は揃えたものの,とりあえずセントラルイメージから周りに伸び放題のブランチ,という状況です。
家に帰ってから,パソコンのiMindMap10 Ultimateを使って,自分好みの書式スタイルに合わせて整理したのがこちらです。
かなりすっきりしました。
これぐらいの整理だと,A4サイズの紙にプリントアウトもできます。
プリントアウトしてから,あらためて書き足したり,イメージを書き加えるのもいいですね。
思っていた以上に便利
これまでiPhoneのiMindMapアプリは「アイデアを思いついた時のちょっとしたメモ用」ぐらいに思っていたのですが,思っていた以上に使えることをあらためて感じました。
iMindMap Cloudに保存しておけば,同じマップをパソコンで編集できますし,それをiPhoneで見ることも可能です。
もうちょっとiMindMapを活用してみよう・・・とあらためて思ったできごとでした。
お二人の著書
参考までに昨日のイベントでお話をされたお二人の著書をこちらにご紹介しておきます。
関連記事
-
-
【英語】「英単語学習の大革命!?Part3」
文脈を無視しない Kindleを使っての英単語学習の話を書こうと思って,前置きが長くなりすぎました
-
-
【易経】「毎日音読」まとめ(その2)周易(下)
【周易音読】(下巻)澤山咸から火水未済まで(3月20日から4月22日まで) 上巻についてはこちら
-
-
【マインドマップ】ピュアカラー36色
マインドマップを描く道具 マインドマップを描くために必要なものといえば, 紙(A4以上が望ましい
-
-
【Amazon】Kindleの新モデル
一度使うと手放せない 日本向けのKindleが発売されてすぐは品薄で入手困難でしたが,しばらくして
-
-
【本】『とっぴんぱらりの風太郎』
『とっぴんぱらりの風太郎』(万城目学著/文藝春秋) 「とっぴんぱらりのぷう」と言われても普通は
-
-
【マインドマップ】ペンと紙で楽しく遊ぶ
ペンと紙でワクワクする ようやくお気に入りのペンと紙のコンビができました。 それがどれくらい
-
-
【本】『小暮写眞館』
ブログ再開 気がつけば半年近くもブログを更新していませんでした。 (最後の更新が昨年6月末)
-
-
【本】『春秋左氏伝 ビギナーズクラシック』
『易経』を学ぶなら外せない古典 『易経』が,本来は「占筮の書」であることは誰しもご存知でしょう。
-
-
【本】Newton別冊 数学の世界
「0」がもしなかったら 「『0』の発見」は,数学の授業ではなくむしろ世界で出てくるトピックかもしれ


