【絵本】『りんごかもしれない』
親父の一言
「なんかマインドマップに近いもんがあるんちゃうか?」と親父がいきなり切り出したのが,「りんごかもしれない」という絵本のことでした。
「りんごをきっかけに,『かもしれない』というて,いろいろ発想がどんどん広がる本らしいで」という,たったその一言だけを手掛かりにAmazonで検索し,見つけたのがこの『りんごかもしれない』でした。
「かもしれない」の魔法
ある日学校から帰ってくると,テーブルの上にりんごが1個…
そのりんごを見つめているうちに,
「もしかしたら,りんごじゃないのかもしれない」
という気持ちが湧いてきて…そこからどんどん発想が広がっていきます。
りんごじゃなかったらなんでしょう?
もしかしたら…かもしれない
もしかしたら…かもしれない
食べてみたらどうなるんだろう?
もしかしたら…かもしれない
もしかしたら…かもしれない
「もしかしたら…かもしれない」で,発想がどこまでもどこまでも広がっていきます。
「りんご」は,そのままではただの「りんご」かもしれません。
でも,「かもしれない」の魔法をかけると,何物にも,何者にもどんどん変化します。
まさに発想は自由で無限大。どこまでも続いていきます。
さて,みなさんの目の前にあるりんごは,本当にりんごですか?
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